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研究概要

レーザー(コヒーレント)光は、日常的な光とは本質的に異なり、極めて緻密にかつダイナミックに振る舞う。緻密な波(波長1ミクロン)としての性質を利用してその位相情報を調べると物体の位置を高精度に検出することや高分解能な分光情報をえることができる。また、振幅を非常に大きくして、物質と相互作用させると非線形領域に達し空間選択的になるなど応用が格段に広がる。近年、半導体レーザーと光エレクトロニクスの発展に伴い光源の高性能化かつ多様化が進み、光情報通信、医用、製造検査などの産業用途に広く応用されつつある。
本研究は、本研究室で初めて開発された光位相スペクトルや振幅スペクトルの新規計測方法の実証試験を進め、その応用システムを開発する。具体的には、超高速信号(パルス)波形の観測や光学材料が有す光分散計測、位置情報取得等のなど広い応用分野へ展開するための研究を進めている。さらに、高速な3次元形状計測システムの開発、高分解能非線形分光法等の最先端光計測システムの開発を行っている。最終的にはこれらの技術を融合して、物質の光化学反応や高速応答現象の解析ツールへと展開したい。

進行中のテーマ(例)
 ① 高速波形計測システムの開発(2波長同時ヘテロダイン検波法の応用研究)

 ② 光分散計測システムの開発(2波長同時ヘテロダイン検波法の応用研究)

 ③ 断面デジタルムービー観測システム

光の波としての性質を利用した技術開発_図